ウイルス対策ソフトを比較して選ぶ 2008年版

ノートンやマカフィなど、ウイルス対策ソフト単体で購入できる製品もあるが、2008年版のセキュリティソフトもスパイウェア対策、フィッシング対策などがオールインワンになっているものが主流。2008年版の特徴は、複数のパソコンを使う世帯の増加に合わせて、3台まで導入できるライセンス体系を採用するメーカーが増えたことだ。昨年トレンドマイクロ製品から導入された3台タイプは、従来の1台用と価格を同じに設定するケースが多く買い得感がある。

実際にヨドバシカメラでも3台タイプの販売シェアが全体の8割近いという。これはシマンテック、トレンドマイクロ、マカフィーの大手三社で3台タイプを投入したためだろう。1台タイプと価格が同じであれば、パソコンが1台しかなくても増えた時のために3台タイプを購入するはずだ。

主な2008年版セキュリティ対策ソフトの例

通常版の価格悪質サイトのブロック機能やフィッシング詐欺対策サイトの検索結果に対する安全性の評価通常版の1パッケージで利用できるパソコンの台数

シマンテック(ノートン・インターネットセキュリティ2008)

8190円
○

×

3台

トレンドマイクロ(ウイルスバスター2008)

5980円
○

○

3台

マカフィー(マカフィー・インターネットセキュリティスイート with サイトアドバイザ)

5775円
○

○

3台

ジャストシステム(カスペルスキーインターネットセキュリティ7.0)

5985円
(優待版)
○

×

1台

(注)価格は各社サイトでのパッケージ版の販売価格(税込み)。マカフィー価格のみ、ダウンロード版。
(表は日経ネットナビから引用)

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