ウイルスセキュリティZEROをインストールしてみた
これまでウイルス対策ソフトは毎年更新料がかかるのが常識でした。
でも、そんな常識を覆したのがソースネクストが販売するウイルスセキュリティZEROです。
パッケージ版を入手したので、インストールしてみました。
インストールは初心者にも簡単です。CD-ROMをセットすると、自動的にインストールプログラムが起動します。
インストール開始までのカウントダウンが始まります。「すぐにインストール」ボタンを押してもいいですし、15秒後そのままにしておけばインストールが始まります。
他のセキュリティソフトが入っていないかチェックします。
試用版も含めて、もし他社のウイルス対策ソフトが入っているなら、事前にアンインストールしておくのがいいでしょう。
インストールが始まると、特に何かを聞かれるわけでもなく数分で完了します。
仮にパソコン初心者に、どこにインストールするかとか、インストールするコンポーネントはどれかなどと聞いたところで迷うだけなので、このインストールの易しさはシンプルでいいです。カスタム設定はインストール後にできればいいので。
この簡単さ加減が「ウイルスセキュリティZERO」の特徴を端的に表しています。
なぜ、インストールという機能や性能に直接関係ない部分を挙げたかというと、
ウイルスセキュリティZEROが更新料不要でなおかつ低価格にできた理由は、ユーザーサポートのコスト削減にあるからです。
要するにインストールが難しいと、インストールに関する問い合わせが増えサポートコストが増えるというわけです。もちろん操作が簡単になれば、ユーザビリティが向上します。
同様に毎年アップデートが必要なウイルス対策ソフトは、更新手続きが煩雑だったりします。
更新期限が来たときに、どのアップデート製品を購入すればいいか、製品体系が分かりにくく迷ったことはありませんか?私はあります。
毎年新バージョンがリリースされ、製品名が変わることすらあります。どれを買っていいのか、自分が使っている製品の更新パッケージがどれか選ぶのも一苦労です。
それだけユーザーが迷うということは、当然サポートセンターへの問い合わせも多くなるはずです。更新料を無料にできたのは、更新のためのサポートコストを削減できるからだとソースネクストの社長が答えている記事もありました。
「ウイルスセキュリティ」は、そもそも低価格を売りにしていた製品なので、サポートコストを抑えなければ、これ以上の低価格化は無理だと判断したのでしょう。
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