Fedora Core 2 に Postfix を構築するPostfix でメールサーバを構築する。Fedora Core 2 では、インストールの際にパッケージ・グループの選択で「メールサーバ」を選ぶと Sendmail がインストールされる。したがって、Postfix を使用したい場合は、Postfix のインストールが必要である。
インストールされていなければ、yum を使ってインストールしよう。
メールサーバを Sendmail から Postfix に切り替えるには、alternative コマンドを使用する。
+ が、2 に移動しましたか。 ここでマシンを再起動するか、既に起動されているメールサーバを起動し直そう。
設定ファイルは、/etc/postfix/main.cf です。 (1)myhostname にメールサーバのFQDNを設定します。
(2)メールサーバの自ドメインを設定します。
(3)ローカルからのメール送信時に、送信元アドレスの@以降に付加するドメインを設定する。通常は、$mydomain で問題ないでしょう。
(4)メールを受信するネットワーク・インターフェースを設定する。デフォルトは localhost になっていますが、これではリモートからのメールを受信できないので、これをコメントアウトし all を指定する。
(5)届いたメールが自分宛てかどうかを判断するパラメータ mydestination を設定する。ドメイン全体のメールサーバであれば、自ドメイン宛ての全てのメールを受信できるように下記の設定にする。
(6)第三者中継を防ぐための設定をする。ここでは、サーバと同じサブネットのみを許可するようにする。mynetworks で細かく対象を指定することもできます。
postfix を再起動し、起動を確認する。下記のように表示されれば、master デーモンは起動しています。
sendmail のメールボックスは 「mbox形式」といって、ユーザのアドレス毎の mailbox が一つのファイルとしてメールスプールディレクトリ内に作成される。一つのファイルで管理されるがゆえに、1メッセージを1ファイルで管理する 「Maildir形式」と比較するとファイルへの同時アクセスやファイルの破損に対して、若干、信頼性に不安があります。そこで Maildir 方式に変更します。 設定ファイル /etc/postfix/main.cf を編集します。
Postfix に設定ファイルを読み込ませます。
Postfix でメールサーバを構築する。 dovecot でPOP3サーバを構築する。 alias を作成する。 各種設定を行う。 Fedora Core 2 に Postfix を構築する
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