クレジットカードの裏面には、持ち主である会員の名前をサインする決まりになっています。しかし、このサインを書いていないカードを、そのカードの持ち主以外の人が使ってもいいのか？という疑問を抱く人も多いようです。
結論からいって、カード裏面にはサインを必ず書かなければいけませんし、会員以外の方がカードを利用することも禁止されています。
コンビニ、もしくはスーパーなどでは、利用金額が1～2万円以下の場合クレジットカード決済でもサインが不要にしている場合があります。通常はサインすることでカード会員であることを証明しますが、小額は不正利用の可能性が低いとされているため、サインを省略しているんです。
サインレスは決済にかかる時間も短縮でき、レジが混雑することも防げます。けれど、サイン不要だからといってカード会員以外がカードを利用してもいいということではないという点に注意しなければいけません。
あくまでもカードはカード会員本人のもの。サインレスが会員本人が決済しやすいように便宜を図っているだけなので、友人などの他人はもちろんのこと、会員の家族が使うことも禁止されています。
どうせサインレスだから大丈夫だろう…と思って会員以外の人がカードを利用したときに、万が一そのカードでトラブルが発生したら不正利用と疑われることになります。
実際その場合、会員以外の利用は「不正利用」とみなされるので言い訳もできません。クレジットカードは、くれぐれも自分が会員となっているもの以外は借りない、そして使わないようにしましょう。
