SBIカードを人々が持ちたがる理由

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SBIカードを人々が持ちたがる理由

SBIレギュラーカードは年会費無料にも関わらず、他社のゴールドカードに引けをとらないほどハイレベルなサービスを充実させています。ポイント還元率が1.2%、海外&国内旅行保険が最大2000万も付属していることも見逃せません。また、SBIは支払いのペースをカード所有者に一任するというスタンスを貫いており、会員一人一人のライフスタイルに合わせて支払日を変えれるという異色なまでの親切さは、SBIならではのサービスといえます。

さらに、SBIレギュラーカードではカードに本真珠、ゴールドでは純金(24K)、プラチナでは純プラチナ(白金)を塗装した特別仕様になっています。カード内容に見合った豪華な装丁のカードは、お財布の中に入れているだけでリッチな気分にさせてくれますね。カードの絵柄もすっきりとしたシンプルなデザインで、どんな年齢層の方にもマッチするクレジットカードです。

以下は、各カードの比較表です。大きな違いは会費と保険とプライオリティパスの有無で、基本的な機能やポイント制度に関しては三枚とも同じです。

年会費 海外&国内旅行保険 プライオリティパス
レギュラー 永年無料 最高2,000万 ×
ゴールド 5,250円 最高5,000万 ×
プラチナ 3,150円 最高1億 ○

支払い日を自由に設定できる!

SBIカードは、「引き落とし日」「支払い日」「支払い金額」を会員本人で自由に決めることができます。本来、クレジットカードの引き落とし日はすべてカード会社が決めて当たり前ですが、SBIはその常識を覆し、支払いのペースをカード所有者に一任するというスタンスを貫いています。

支払い日は、毎月1日~31日のあいだで自由に設定出来るので、お金に余裕のある給料日直後に払いたい、という要望も簡単に通ります。一度設定した支払日も、あとから何度でも変更可能です。会員一人一人のライフスタイルに合わせて支払日を変えれるという異色なまでの親切さは、SBIならではのサービスといえます。

驚きの還元率、1.2%!

SBIカードのポイント還元率は、なんと驚きの最大1.2%!0.5~0.75%還元を基本とするクレジットカードが多い中で、これはかなり優秀な数字ではないでしょうか。なおこの1.2%は「最大」ですので、通常では1.0%。1ポイント=1円還元になります。1.2%まで還元率を引き上げるには、ある条件を満たす必要があります。それは、SBIポイントを1万ポイントまで貯めるということです。要するに、多くポイントを貯めれば、還元率が自動的にあがっていくということですね。

なお、このカードは1000円ごとに1ポイント貯まる仕組みになっているため、利用額が1000円未満の場合ポイントは付きません。端数は切り捨てられます。小額の決済には不向きなカードともいえます。高額の買い物はSBIカードで、小額の買い物は別カードで、と支払い額によってカードを分けて使うのもひとつの策です。

口座の指定は5つまでOK

SBIカードでは、マルチバンクシステムを導入しています。これは借入れ先として最大5つまでの銀行口座を設定することができるというシステムです。

たとえばクレジットカードの口座が「みずほ銀行」のみだった場合、夜中などに至急現金を引き出さなければならなくなったときや、キャッシングが必要になったときに利用することができません。しかし、SBIでは、このマルチバンクシステムによってその問題をうまく回避することができます。

口座を複数持つことにより細かい使い分けが可能になったので、たとえひとつの口座が利用不可能時間帯になってしまっても、他に登録している口座が24時間受付(イーバンク、三井住友など)なら、そこで現金の引き出しやキャッシングを利用することが出来ます。

また複数口座を指定していれば、銀行間の資金移動にかかる余計な手数料もかかりませんし、手間も省けます。特典だけではなく、カードの使い勝手をいかに向上させるか、といった問題にきちんと注目しているあたりがSBIの魅力ですね。

夜でもキャッシング可能!

SBIカードはちょっとお金に余裕がないときにも活用できるカードです。なぜなら、WEBからの簡単な手続きで、希望金額を即時に口座に振り込んでくれる便利なキャッシングサービスを展開しているからです(上限100万)。振り込みはイーバンク銀行、住信SBI銀行、三井住友銀行なら365日24時間いつでも可能なので、銀行が休みの正月、もしくはなんらかの理由で至急お金が必要な時などには非常に役立ってくれることでしょう。それ以外の銀行でも、月曜~金曜の8:40から午後(銀行によって停止時間が違います)までキャッシングを受け付けています。

また、オンラインキャッシングに抵抗のある方々のために、SBIでは電話による手続きも用意しています。こちらは自動音声になっており、ガイダンスに従ってボタンを入力するだけで簡単にお金を振り込んで貰うことができるシステムになっています。電話サポートも24時間対応しているので、わからないことがあったらすぐに質問することが可能です。さらに一部のゆうちょATM、指定銀行のATMなどでも直接キャッシング可能なので、状況に合わせて使い分けていきましょう。

なお、SBIカードで振込先として指定できる銀行は住信SBI銀行、三菱東京UFJ、三井住友、イーバンク銀行、みずほ銀行、りそな銀方、ジャパンネット銀行のみです。地方にお住まいの方の場合、上記の都市銀行が近場にない…というお悩みを抱えている方も大勢いらっしゃるはずですよね。そうなると、SBIカードを作りたいと考えている地方の方には、上記の銀行のどれかに新しい口座を作ってもらう必要があるわけですが、ここではイーバンク、もしくは住信SBI銀行を推奨しておきます。理由は、やはり利便性です。どちらもネット銀行のため、振込みも引き落としも24時間OK。セブンイレブンやローソンのATM、もしくは郵便局のATMからいつでもお金を引き出せるので、地方にお住まいの方にはこれ以上なく便利で力強いメインバンクになってくれることでしょう。

SBIカードに向かない人

サービスが豊富なSBIカードですが、誰にでもお勧めできるわけではありません。
このカードの一番の旨味は還元率の高さですが、その還元率も前年の使用額によって変動してくるため、最低でも2年間で50万円利用できる自信のある方でなければおトクとはいえないでしょう。

まあ、月々の公共料金や携帯料金、年金などをSBIで支払うように設定しておけば、2年間で50万円という数字は簡単に到達できるような気もしますが、カードを分散して利用している方などの場合は少し難しいかもしれませんね。SBIでキャッシュバックを得たいなら、支払いを極力SBIカード一枚にまとめて利用することをお勧めいたします。

家族分も保障する旅行保険

年会費永年無料にも関わらず、SBIカードにはなんと最大2000万円もの国内&海外旅行保険が付属されています。この保険はカードを所有している本人はもちろんのこと、その旅行に帯同する家族分まで保障してくれるという、カードにしては非常に珍しいタイプの旅行保険です。

保障内容ですが、年会費無料のレギュラーが国内&海外ともに最大2000万(ゴールドなら5000万、プラチナなら1億)で、治療費用が200万。入院日額3000円、通院日額2000円が保障されています。これは年会費無料のカードではかなり高い金額設定です。帯同する家族の保障はカード会員の半額までと制限があるものの、配偶者や子供までカバーしてくれるため、家族で頻繁に旅行に行かれる方などは、そのたびに保険に加入する手間や出費を考えると、SBIカードを一枚持っていたほうが断然おトクに済むかもしれません。

なお、ひとつ注意していいただきたいのが、この保険は旅行代金をSBIカードで支払ったときにのみ適応されるということです。たとえ旅行先にSBIカードを持っていっても、旅費を払ってSBIで支払っていなければ元も子もありませんので、気をつけましょう。

魅惑のプライオリティパス付!

SBIカードは、旅行を愛する方々にとても重宝されています。その理由はふたつ。ひとつは、海外&国内旅行保険が充実しているという点、そしてもうひとつは、SBIプラチナカード会員ならプライオリティパスが付属されてくるという点です。

プライオリティパスとは、世界90ヵ国、275以上の都市、500以上の空港でVIPラウンジを利用できるパスのことを指しますVIPラウンジなら空港内の喧騒から離れ、サービスである飲食物や雑誌などを愉しみながらくつろいで過ごすことができます。空港での待ち時間を少しでもリラックスして過ごしたい方々にとっては、非常に魅力的な特典ではないでしょうか。

家族カードが10枚まで持てる

SBIカードは、血縁の有無に関わらず10枚まで家族カードが作れます。3種類すべて、家族会員一名まで会費無料。二人目からレギュラー525円、ゴールド2100円、プラチナ5250円がかかります。

家族会員の持つカードの限度額は、本会員がカード別にばらばらに設定することができます。本会員の持つカード限度額が100万円だった場合、家族カードAに50万円、家族カードBに30万など自由にふりわけられますが、すべてのカードを合わせた毎月のカード利用枠は、つねに本会員の利用枠である100万円までです。

血縁者以外にもカードを渡せるといっても、利用したお金はすべて本会員に請求されるので、よほど信頼の置ける人間にしか渡せないかとはおもいますが、たとえばなんらかの理由で友人や知り合いや親戚がカードを作れない状況にあるとき、設定金額を少なめにして家族カードを発行してあげるのもひとつの手かもしれません。