Tripwire を運用する
- ベースラインデータベースとの整合性のチェックは、下記のコマンドで行う。
(# tripwire --check と同義)
# /usr/sbin/tripwire -m c
|
- 整合性チェックの結果問題無ければ、データベースのアップデートを行います。
# tripwire -m u -c tw.cfg -p tw.pol -S site.key -L local.key -r linux.twd
モード 設定ファイル ポリシーファイル サイトキー ローカルキー レポートファイル
# /usr/sbin/tripwire -m u -c /etc/tripwire/tw.cfg -p /etc/tripwire/tw.pol \
-r /var/lib/tripwire/report/hoge-20010615-175836.twr
|
- メールでレポートを送信するには、
twcfg.txtに設定し、
# vi /etc/tripwire/twcfg.txt
EMAILREPORTLEVEL =3
MAILMETHOD =SMTP
SMTPHOST =XXX.XXX.XXX.XXX
SMTPPORT =25
MAILPROGRAM =/usr/lib/sendmail -oi -t
|
違反が無いときに送信させないようにするには、MAILNOVIOLATIONS=falseに設定する。
- twadminコマンドでtw.cfgに反映させる。
# /usr/sbin/twadmin -m F -c /etc/tripwire/tw.cfg \
-S /etc/tripwire/site.key /etc/tripwire/twcfg.txt
|
- twpol.txtに送信先メールアドレスを設定する。
セクションに設定する例
# Tripwire Binaries
(
rulename = "Tripwire Binaries",
severity = $(SIG_HI),
emailto=hoge@nanntyatte.com
)
{
}
|
メール送信する場合は、チェック時に-M オプションを指定する
# /usr/sbin/tripwire -m c -M
|
- cronで実行するには、
例。毎日深夜2時に整合性チェックを行い結果をメールで送信する。
0 2 * * * /usr/sbin/tripwire --check --email-report
|
- 現在のポリシーファイルの内容を見るには、
# /usr/sbin/twadmin -m p -c /etc/tripwire/tw.cfg -p /etc/tripwire/tw.pol
|
ポリシーをアップデートするには、
# /usr/sbin/tripwire -m p -c /etc/tripwire/tw.cfg \
-p /etc/tripwire/tw.pol /etc/tripwire/twpol.txt
|
- Tripwire をインストールする
- Tripwire を運用する
- Tripwire 情報源
Tripwire で IDSを構築する
|
|