Red Hat Linux 9 に qmail がインストールできない


Red Hat Linux 9 で qmail の make setup check を行うと下記のエラーが発生します。これは glibc のバージョンアップによるものです。glibcのバージョンが 2.3.1 以降で起きます。
undefined reference to 'errorno'
collect2: ld はステータス 1 で終了しました
make: *** [auto-str] エラー 1

この問題を解決するには、error.h を書き換える必要があります。
extern int errno;
この行を下記のように修正します。
#include <errno.h>

修正した後に make setup check を実行します。ucspi-tcp、checkpassword も同様の修正が必要です。
また、http://www.qmail.org/moni.csi.hu/pub/qmail/glibc-2.3.1/からパッチを入手し、下記(qmailの例)のように修正を適用することもできます。
$ cd qmail-1.03
$ patch -p1 /path/to/qmail-1.03.errno.patch

また、Red Hat Linux 9 へアップグレードインストールすると、コンパイル済みのバイナリを実行した際に下記のエラーが発生します。
Incorrectly built binary which accesses errno, h_errno or _res directly.
Needs to be fixed.
対処方法は新規インストールと同様、ソースにパッチを当て make setup check です。



  1. qmail でメールサーバを構築する
  2. Red Hat Linux 9 に qmail がインストールできない
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