Q:プロバイダによって料金がいろいろあります。
「従量制」と「定額制」どっちがお得?


A:一概にどちらがお得とはいえません。自分が何時間ぐらい使うか予測を立ててみましょう。インターネットに慣れるにつれいろいろな使い道がわかり、徐々に利用時間がのびるものです。
最初からやや多めに予測を立て、「定額制」または「定額制+従量制」のプロバイダを選ぶとよいでしょう。
一か月に何時間ぐらい利用したか自分で把握しておけば、請求がきてびっくりするようなことはありません。
予測がつきにくいのは通信料金ですが、ISDNは電話と同じ料金システムなので(パケット通信モードは除く)、同一エリアにアクセスポイントがあれば3分10円です。それより遠いと距離によって下表のような区分で料金が上がっていきます。(一般に料金は10円で何秒使えるかという秒数で表わされます。)
NTTでは全国を567(平成7年6月現在)に区分したMA(Massage Area)とよぶエリアを基準にして距離区分によって料金を決めています。ここでいう距離とはNTTの交換機がある地点間の距離のことです。自宅からアクセスポイントがどの距離区分に当てはまるのかは、最寄りの局番をいえば教えてもらえます。
アクセスポイントが同一エリアか隣接エリアにあるなら、「INSテレホーダイ」で通信料金も「定額制」にしてしまい、何時間でも心ゆくまでインターネットを楽しむ方法もあります。

(平成9年2月3日現在)
距離等\通信モード 料 金 額
通話モードおよびディジタル通信モード(64kbit/s )
昼間
午前8時〜午後7時
夜間
午後7時〜午後11時
(土・日・祝の昼間含む)
次の分数または秒数までごとに10円
区域内通信 3分 4分
隣接区域内通信 90秒 2分




(通信地域間距離)
20キロメートルまで
90秒 2分
20〜30km 45秒 1分
30〜60km 36秒 1分
60〜100km
22.5秒 30秒
45秒
100〜160km
16.5秒 22.5秒
30秒
160kmを超えるもの
16.5秒 18秒
22.5秒
※加入電話のダイヤル通話料金と同額です。
(ただし、ディジタル通信モード(64kbit/s)については、「離島に関する通話料金の特例」が適用されません。)