TAは形状によって、箱型、ボード型、カード型の3種類に分けられます。
選ぶときは、使用するパソコンや用途に合ったTAを選ぶ必要があります。

●箱型

パソコンにケーブルで接続して使います。
RS-232Cなどのシリアルポートを備えたパソコンなら、機種を問わず利用できます。接続するためにはRS-232Cケーブルや、電源ケーブルなどが必要になりますので、購入時に付属しているかどうか確認しましょう。

価格はボード型やカード型に比較すると最近はかなり安価になりました。家庭で初めて購入する場合に適しています。
アナログポートを備えているタイプでは、従来の電話やFAXを接続できます。
ISDN(INSネット64)は2回線分確保されていますからインターネットを利用しながら電話やFAXも使えます。

箱型TAの一例



ボード型TAの一例

●ボード型

デスクトップ型パソコンのバス・スロットと呼ばれる部分に差し込んで使います。接続用ケーブルや電源ケーブルは必要ありません。
バス・スロットの形状はパソコンの機種によって異なります。パソコンに合ったボードを選ぶ必要があります。


●カード型

ノート型パソコンのPCカードスロットに差し込んで使います。
PCカードはパソコンの機種を問いませんが、パソコンによっては共用できないものもあります。

箱型、ボード型に比べて小さく、軽いため、ノートブック型パソコンにはおすすめです。


カード型TAの一例