TomcatでServlet/JSPする

1.サーブレットのコンパイル時にエラーが発生する。

$ javac hoge.java hoge.java:4: Package javax.servlet.http not found in import. import javax.servlet.http.*; ^ hoge.java:5: Package javax.servlet not found in import. import javax.servlet.*; ^ hoge.java:7: Superclass HttpServlet of class sqlserv not found. public class sqlserv extends HttpServlet ^

$TOMCAT_HOME/classesをCLASSPATHに追加します。
~/.bash_profile(コンパイルするユーザの)

export TOMCAT_HOME=/usr/local/tomcat export CLASSPATH=$CLASSPATH:$TOMCAT_HOME/classes

• まず文字列オブジェクトにどのようなデータが入っているのかダンプすることが重要である。
  (文字列がstrとすると)

  char[] buf = str.toCharArray(); for (int i = 0; i < buf.length; i++) { System.out.print(Integer.toString(buf[i], 16) + " "); } System.out.println();

  あいうえおがSJISならば、82 a0 82 a2 82 a4 82 a6 82 a8
  
  
• JSPの場合は、
  JSPファイルの先頭でcharsetを指定する。

  <%@ page contentType="text/html; charset=Shift_JIS" %>

  
  
• Servletの場合
  

  response.setContentType("text/html;charset=iso-2022-jp");

  ここではWebブラウザに対してMIMEタイプの指定と、使用する文字コードを指定。
  Servletに対しては変換する文字コードを指定することになる。
  JISならiso-2022-jp、SJISならShift_JIS、EUCならEUC_JP
  

  PrintWriter out = new PrintWriter(new OutputStreamWriter(response.getOutputStream(), "SJIS"));

  OutputStreamWriterの2番目の引数にエンコードしたい文字コードを指定する。
  "SJIS","JIS","EUCJIS","JISAutodetect"など。
  
  
• フォームから取得したデータの場合

  String value = req.getParameter("hoge"); if(value!=null){ value = new String(value.getBytes("8859_1"), "JISAutoDetect"); }

  
  
  1. value.getBytes("8859_1")
     String.getBytes()の引数は文字コードコンバータの指定です。
     String の内容を ISO8859-1というコード（Latin-1）の形にしたがって byte に変換する。そしてUNICODE からバイトに変わる。
     
     
  2. String(value.getBytes("8859_1"), "JISAutoDetect")
     で、バイトに変わった文字を、JISAutoDetect で自動変換する。
     
     
  3. 基本的にHTMLのフォームの文字列は，そのHTMLの文字コードで送信されます。つまり、Shift-JISのHTMLからのフォームの文字列はShift-JISです。
     なぜ、"8859_1" なのかの説明は、JDBC Note 6_1を参照されると良いでしょう。
     
     
  
  
• JDK1.1.8以降から，コンバータ"MS932"が使用可能になった。
  
  
• javacコンパイル時に、ソースファイルが使用する文字エンコーディングを指定する。
  EUCJISなら-encoding EUCJISを、SJISなら-encoding SJISを付加する。
  -encoding が指定されていない場合は、プラットフォームのデフォルトコンバータが使われる。
  
  
• VM に file.encoding オプションを与えて起動する方法があります。
  Tomcat なら TOMCAT_OPTS 環境変数に以下のように設定してからTomcat を起動する。
  

  $ export TOMCAT_OPTS="-Dfile.encoding=SJIS"

  
  -Dproperty=value
  ・java(Java アプリケーション起動コマンド)の標準オプションでシステムプロパティの値を設定する。
  
  エンコード名の一覧は風間氏のページJava Encodingsを参照されたい。またServletとJSPにおける文字化けについても読めば完璧か。
  
  
• マッピングの問題は、JavaFAQ エンコーディング - encoding（国際化-日本語化）を参照されたい。
  
• 今後の展望は、Shift_JISのエイリアスの変更についてを参照されたい。
  

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2002年3月26日更新